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【施工事例】キッチンパネルのアルカリ焼け補修(酸性処理+研磨復元)
今回はキッチンコンロ横のパネルに発生したアルカリ焼けの補修事例です。
■ ご相談内容
「キッチンパネルが黒く変色している」
「拭いても落ちない」
とのご相談をいただきました。
現地確認を行ったところ、コンロ横のパネルに黒く焼けたような変色が見られました。
一見すると油汚れや焦げ跡のようにも見えますが、洗浄では改善しない状態でした。
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■ 原因:アルカリ焼け
今回の症状は、**強アルカリ洗剤による表面変質(アルカリ焼け)**が原因と考えられます。
キッチンパネルはメラミン化粧板などの樹脂系素材が多く、
・強アルカリ洗剤の使用
・長時間の放置
・熱が加わった状態での化学反応
これらが重なると、表面が変質し黒ずみや艶ムラが発生します。
アルカリ焼けは「汚れ」ではなく素材の変質のため、通常清掃では除去できません。
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■ 施工内容
① 状態確認・素材判定
② アルカリ成分の中和処理(酸性処理)
③ 表面の微研磨による質感調整
④ 艶の均一化処理
表面を削りすぎないよう慎重に作業を行い、周囲との質感差が出ないよう調整しました。
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■ 施工前
・アルカリ洗剤の使用と強めのパッドにより黒く変色しています。

■ 施工後
・酸性洗剤の使用しての中和作業を行いました。
(変色が改善し、周囲と違和感のない仕上がり)
■ 今回のポイント
洗剤は「強い=良い」ではありません。
素材に合わない薬剤を使用すると、
・艶引け
・白化
・黒変
など、取り返しのつかない症状が出ることがあります。
特にキッチンパネルや樹脂素材はデリケートなため、適切な薬剤選定と判断が重要です。
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■ まとめ
今回は他業者様施工後に発生したアルカリ焼けの補修でしたが、
適切な処理を行うことで改善することができました。
クリーニングは「汚れを落とす」だけでなく、
素材を守りながら仕上げる技術が重要です。
同様の症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。



